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人気イラストレーターにインタビュー

人気イラストレーターに聞いてみました!いよいよ後半戦の第3回目は、洗練されたラインとフェミニンな作風で人気の土屋孝元さんです。日々進化・変化をとげる土屋さん。柔軟な発想や豊富なアイディアの源はいったいどこから来るのでしょうか?

東京都在住。東京生まれ。1979年 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。高島屋宣研入社。1981年 高島屋宣研退社。電通嘱託。1994年 土屋孝元事務所設立。毎日広告賞優秀賞、朝日広告賞佳作、日本雑誌広告賞銀賞、日経トレンディ広告賞、日経BP社年間最優秀賞など受賞多数。現在、JAGDA会員、東京タイポディレクターズクラブ会員。

Q1.仕事を得るために、何か特別な営業活動などはしていますか?
年賀状とか、展覧会とかをしています。 インターネットで絵がみれるとかです。


お気に入りの枚

Q2.人物、静物、風景の中で一番得意なのはどれですか?
なんでも描けます。
Q3.イラストを描くうえで、モデルはありますか?
資料が必要なものは用意します。
Q4.今のテイストに落ち着くまでに、改善した点はありますか?
とくにありません。

Q5.クライアントか ら求められる要素について教えて下さい。
自分のスタイルに発注されているので問題はないです。
Q6.これまで一番大変 だった仕事は何ですか?
雪印の新聞15段広告で、商品を正確に描きながら自分の味をだすことでした。
Q7.クライアントへ 自分の作品のPRするポイントは何ですか?
見た人が楽しくなること。
Q8.イラスト作品の 制作期間を教えて下さい。
素材や画材によって違いますが、締め切りは必ず守ることです。 Q9.これから挑戦して みたい仕事や作品のテイストはありますか?
日々、自分自身が進化・変化しているので変わります。
Q10.現在、イラスト レーターを目指している人へアドバイスを下さい。
まず、自分の描きたい素材をみつけスタイルをつくること、 そして画材の知識、描きかたをつねに新しく考えること、 いまの社会情勢を広く知ること、なにが今受けているか考えること、 そして10年後の自分をイメージしておくこと。

代表的な作品

レタスクラブ連載の自分のページ用に描いた作品です。クッキーとイラストの組み合わせは面白いと思いました。もちろん、クッキーも自分で作っています。

これは、片岡義男さんの小説の挿し絵です。「限り無い夏」だと思います。1981年の作品です。自分でも気に入っている作品のひとつです。

土屋孝元の作品集

反響はどうでしたか?
自分のまわりの人たちには受けるのですが、一般的にはありませんでした。

最近の活動は? ※インタビュー当時の情報です
銀座ART BOXギャラリーにて 個 展 10/25(月)〜10/29(金)
夢いっぱいのスィーツを描いた、ちょっとお洒落なポストカードブック「おやつの時間」の出版記念展を行います。実際のクッキーの腕前もなかなかの土屋さんがお届けする甘いひとときをご賞味ください。

求められるニーズが日々変化するのはもちろんの事、自分自身日々進化していると語る土屋さん。それでもなお「土屋孝元」らしさを失わないのは、引き出しの豊富さや作家性が為せる技なのではないでしょうか?アートディレクターとしても活躍中の土屋孝元さんのお話は、イラストレーターにとって大切な素材がたくさん込められていました。お忙しいお仕事の合間に貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。