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ART BOX大賞展受賞者インビテーションといたしまして、2006年準グランプリ受賞の西山ひろみさんの展覧会が開催中です。昨年の展覧会から約一年の月日が経ち、作品の変化や制作する上での生活スタイルなど、興味深いお話を伺いました。
プロフィール
1976年 東京都生まれ
1995年 女子美術大学付属高等学校卒業
1999年 女子美術大学芸術学部 絵画科洋画専攻卒業
2001年 女子美術大学大学院美術研究科洋画領域修士課程修了
2001年 「ト−キョ−ワンダ−ウォ−ル公募2001」 ト−キョ−ワンダ−ウォ−ル賞受賞
2004年 ギャラリーなつかにて企画展(〜2007)
2006年 井上画廊にて企画展
2007年 ART BOX大賞 準グランプリ 受賞記念展/ART BOXギャラリー
他個展/グループ展などに出展
2008.2/3よりART BOX GALLERYにて個展
ARTBOX大賞展 インビテーション展にあたって

昨年の5月頃にお話を頂きびっくりすると共に嬉しく思いました。毎回のことながらマイペースに展示させて頂きましたけど、今回は皆様に頂いたご意見、ご感想を吟味しつつどちらかと申せば実験的な展示になります。この一週間でどんな反応が返ってくるか、こわいところでもあり楽しみでもあります。
作品の変化や見えてきた「方向性」“作品の変化”を自分で自覚するのはなかなか難しいもので、観てくださった方々から教えられることがほとんどです。ただ性格的に展示会ごとに特色を出したいという思いが強く、その都度頭を切り替えて臨んでいます。その結果、作品のイメージが暗くなったり描き込みすぎたり、、、と反省点も出てきますが、今はそういったことを怖がらず究極的な自分の方向として、鉄錆の中に見えた“表情”や“温もり”を作品にすることにこだわっていきたいと思っています。
作品を制作する上で大切にしていること
“表情”や“温もり”といったものは人に限らずどんな物にも備わっているもので、どんな事象の中にも何かを感じる感受性の強い自分でありたいと思うのですけど・・・。その為にという訳でもありませんが、モダンダンスを観に行ったり、動物園に行ったり、映画を見たりすることは努めてしています。そういった中に重要なヒントを見つけることが少なくありません。

これからの展望
先程の「方向性」にも繋がることですが、現在は紙上に出来上がった鉄錆の模様から閃いた人のイメージを創り出しています。鉄錆の醸し出している魅力をサポートしつつも、今回は一枚一枚それぞれ違う鉄錆の模様にどう人のイメージを絡めていくか、強く打ち出す形になりました。次回は少し一歩引いた感じでいくことになりそうな予感がいたします。
ART BOX大賞展について
ART BOX大賞展は、新人アーティストの登竜門として意欲的なアーティストのサポートを目的とする公募展です。今回は、第17回の同展にて準グランプリに輝いた伊藤治郎さんの受賞を記念した企画展です。
次回 は'08.6.30応募締切
※月刊ギャラリーに紹介されました。


original no.65 ¥70,350-
展覧会DMに使われている作品です。
ほのかに笑みを浮かべ、髪がなびいているような人物像に、はかなげな印象を受ける作品です。
original no.68 ¥81,900-
ぼんやりと浮かび上がる人物像の作品が多い中、コントラストの強い、新たな西山ひろみの一面を感じさせる作品です。
original no.71 ¥75,600-
バックが暗い色合いにもかかわらず、手前のブルーの色が、作品に温もりを与えて柔らかな印象を与えてくれます。


昨年の展覧会で出品された作品とはまた違う魅力を見せてくれた西山さん。新たな一面が次々と生まれる西山さんの今後の活躍がますます楽しみです。

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