TOP PAGE
Publish Gallery Agent Competition Shop School
Googleでサイト内検索
作品・作家を探す


参考作品を除く
条件を指定して探す
西宮正明 アーティストの声

東京都に生まれる
1962年 西宮正明映像展(青山草月会館)
1964-72年 実験映画制作
1989年 写真展『THE EGG 西宮正明写真原点』
2009年 アジア・ヨーロッパ新進写真家フォーラム日本側講演(クアラルンプール)

2007年 中部国際写真展 日本側審査代表 世界100ヵ国より8万点出品(中国/麗水)
2004-現在 中国映画協会 放送映画コンテンツコンクール審査委員長
現在:名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科教授 学科長
社団法人 日本広告写真家協会 元会長 現顧問/社団法人 日本写真家協会 理事 教育推進委員長


STILL LIFE

 今回のテーマである「STILL LIFE」は写真粒子の美しさへの再認識と「写真とは何か」という生涯の命題の、重要な問題意識に向けてのトライアルとなっている。「STILL LIFE」は私の原点である。

制作について

 1950年代後半より、写真、映画、デザイン、と楽しみながらアート一途の人生を続けている。グラフィックデザインから入り、報道、広告へとその表現方法は変わってきているが、「STILL LIFE」シリーズは、光と粒子の探究である。最近は、海外での審査、講議等が加わり、大学での映像メディア全般への参画しているため、ポリシーを先ずは自分の体質としながら,ファインアートとしての写真は、今伝えたいものを理解してもらえるように、自分の伝えたいものと客観的な関係性の間を往復しながら、どのようにフレーミングするか、抽象表現(言語)とを強く意識している。

写真、映像で表現すること

 「STILL LIFE」とは、静止しているのに、脈々と生きる命であり、映画やテレビなどの動く映像と、その一瞬の時間軸を切りとった写真との両方の関係性を意識し自己表現している。

今後の活動展開

 小展覧会ではあるが、今回のプリント展は、来年予定している一寸ビックな内外展のための、自己実験であると、自分の中で重視している。一見「つまらないもの、身近にあるもの」をファインアートにすることが自分自身のアイデンティティを表現することなのである。自分と対話をすること、自分を見つめることを表現し続けていきたい。

  作品一覧

「STILL LIFE」
¥315,000


日常のありふれたものにフォーカスした、
独特の世界。おいしそうという感覚はなく
美しい作品として存在しています。

「STILL LIFE」
¥525,000


そら豆をどんなにじっとみつめても見えてこない、
作家にしか表現できない世界を感じさせます。

「STILL LIFE」
¥6,300


ビンの中の魚がなんでこんなにもアートなのかを
改めて感じさせます。

日常のありふれたもの、作家の言うところの500円以下のものたちが主役となりフォーカスした瞬間に、現れた「STILL LIFE」の世界。卵が、そら豆が、鰯が、鯣が自然の中でこんなにも美しく生きている瞬間を感じることでしょう。

ページTOP   インタビュー一覧