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ファッションイラストレーション集「Flowers」の出版を記念しまして、 長沢幸子展を開催しております。長年ファッションイラストレーションの世界で ご活躍されている長沢幸子さんから、その世界の興味深いお話を伺いました。

プロフィール
東京都出身 文化女子大学 家政学部 服装学科 卒業 1991〜文化女子大学 短期大学部 専任講師 1996〜矢島 功教授に師事 2001〜文化女子大学 短期大学部および服装学部 助教授 2007〜文化女子大学 文化・服装学総合研究所 准教授
【作品制作系研究業績】 第79回二科展デザイン部イラストレーション部門特選賞受賞(1994)
ファッションイラストレーションによる個展(2000),公募展入選,グループ展出品 単行本・服装造形学テキスト・広報誌等への作品掲載 等 多数
文化女子大学 准教授 文化・服装学総合研究所 所属 日本デザイン学会正会員,同学会ファッションデザイン部会幹事
2007年11月4日より個展

作品集『Flowers』出版にあたって
この度、今まで描きためてきた作品を、1冊の本として形にすることができたことを心から嬉しく思います。
文化女子大学の専任講師時代から大変お世話になった偉大な師である故・矢島 功先生にご指導いただきました時期の作品をまとめたいと思い、出版に踏み切りました。
今回、作品集を作ることによって、今までの自分の作品と自分自身を改めて見つめなおすことが出来たと思っています。絵を描くことが大好きだった幼少時代
幼いころから、絵を描くことが大好きで自然に手を動かしていました。また、人形作りや人形の洋服作りなども 好きでたくさん作っていました。
中学、高校と進学していくうちに、美術大学への進学を考えた時期もありましたが、文化女子大のことを知ったときに「私が勉強したいのはファッションだ」とピンときました。以来、ずっとファッションの世界にいます。ファッションイラストレーションの世界へ
文化女子大に入学した当初は「ファッションデザイナー」を目指していました。入学後「服の設計図」であるデザイン画よりも、さらにイメージ的な要素を重視した「ファッションイラストレーション」という世界を知り、一生懸命に絵を描き続けていました。そして卒業時に副手のお話をいただき、文化女子大学で勤めさせていただく運びとなりました。技術の進化と共にコンピューターの技術が進んだ今日では、ファッションの世界でも多くの人々がCGなどの技術を駆使した作品作りを手掛けています。
私自身も最近ではフォトショップなどの画像作成ソフトを使ったCG作品を作っています。ファッションイラストレーションにとって、色や形を自在に変化することが容易なコンピューターは非常に便利な道具です。
今後もCGを使って作品を作っていくことになると思います。これからも変わらず、自分の表現を追究してゆきたいと思っております。

 

水晶1
1996年の作品になります。
感覚にまかせて伸び伸びと描いた作品で、ずっと気に入っています。

Punk Fashion
矢島先生に「いつも可愛らしい作品を描いてばかりいないで、パンクを描けよ」とテーマを与えられて描いた思い出深い作品です。

Pure'06
今回の作品集のカバーに使用した作品です。白とピンク色は昔から大好きな色です。

作品一覧

Flowers /作品集
デザイン画の域を越え、素材によるシルエットやディテール、色彩などの特徴を表現することにより、詳細なファッションイメージを追求するファッションイラスト。
ファッション画の研究者でもある著書の12年間の作品をまとめた1冊です。

穏やかに話して下さった長沢さんが印象的でした。これからも可憐で素敵な作品を手掛けていっていただきたいと思います。
長沢さんのますますのご活躍を期待しております。

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