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只今ART BOXギャラリーでは、-数理造形作品-神崎実による展覧会を開催しております。
あまり聞き慣れない数理造形作品という分野のお話をわかりやすく、また興味深くお話くださいました。

プロフィール
1962年 山口県萩市生まれ 1986年 東京芸術大学彫刻科卒業 1989年 日本大学芸術学部研究生修了(土谷クラス) 1989年 北海道東海大学勤務 現在:北海道東海大学 准教授
個展
銀座Gアートギャラリー、ギャラリー藍(札幌)、時計台ギャラリー(札幌)、
旭川文化会館展示室、ヒラマ画廊(旭川)、松下電工ギャラリーR-BOX(札幌)
秋山画廊(東京)、北画廊(旭川)、ベースメントスペース(旭川) 他グループ展多数
2007年12月16日より個展

展覧会開催にあたって
数理造形作品展を開催するねらいのひとつは、算数や数学が「わからナイ」、「つまらナイ」、「役に立たナイ」と思っていた子供や大人達の皆さんが、作品に触れ、動かすことにより興味を持ってもらうことです。
また、今回展示されている作品から、少しでも面白さや楽しさを感じ取って頂ければ幸いです。数理造形作品とは
「数理造形作品展」の内容は今から10年程前、旭川にて国内で初めておこなった「マセマティカル・アート展」とほぼ同じものです。
算数・数学に興味を持てなかった人々が、公式や定理を視覚的な造形作品にすることにより数字による拒絶反応を少なくして頂き、触ったり、動かしたりして楽しんでもらうことを考えています。
そして少しでも科学の面白さに興味を持ってもらい、公式や定理の必要性を納得した上で、理解して頂ける環境の一助になれればと思っています。制作のテーマ
彫刻や造形作品等の芸術分野だと思われている作品の中にも、数学の定理や自然科学の面白さを取り入れたものが多いと考えています。
今回の展示では理系分野とか文系分野の枠や考え方を越えて、子供にも大人にも興味を持って楽しんでもらえる作品とは何かを、テーマにしています。
サブテーマをつけるとすると、「ボーダレスな作品たち」ということになるのでしょうか。数理造形作品が生まれる時
自然界の中の不思議さや、生活の中での矛盾点等に影響を受けて作品制作の切っ掛けになることは多いと思います。また、「用の美」に対して「用のない美」を考えている時に、閃く場合もあります。

今後の展開
少し大げさな話ですが、ルネッサンス期や江戸時代のように、今後、理系と文系、科学と文化のようにものごとを区別されない時代になれば良いな、と思っています。
 これからの教育の世界で、数字を見ると拒絶反応を起こしてしまう方々を少しでも減らしていける環境を構築する為にも、数理造形作品の制作を続けていきたいと考えています。

 

音楽を奏でる木
球が螺旋階段を転がるとクリスマスソングのジングルベルが奏でられます。

ルーローのワゴン車
三角形の車輪でも丸いタイヤと同じように、動く
ことを証明する作品です。

作品一覧


作品を通して数学という分野が少し身近に感じられました。数理造形作品をもっと多くの方に触れていただければと思います。先生の益々のご活躍を期待しております。

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