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  現代日本のクラフトvol2
木工
 
ひょうたんスタンド ひょうたん 51×26×26cm 2008年
  鈴木清貴  Suzuki Kiyotaka
  ひょうたんの中を薄く削り、形全体が浮きあがって見えるよう、四季の草花を切りぬき淡い光で表現しました。また、中のシートをはずすことにより、壁面に切りぬいた模様が写り、いろいろな楽しみ方ができるようにしました。季節によって見える面を変えて楽しめます。部屋の中心でも隅でも置いて使えます。
   
写真
槐造十五重盃 槐 6.7×44×42cm 2007年
  川北良造 Kawakita Ryozou
    全世界に4万種の樹木が生育し、その10%が自生している我が国土で、誠に恵まれた木の素材に携わり、生かせて頂く仕事に感謝の日々であり、木に適する用と美を想い創作しております。
   
 
  写真
ワイン立て トチ・サクラ・クリ・タモ・BW・シオジ等 25×6×4cm 1993年
  音羽俊幸 Otowa Toshiyuki
    私たちの仕事は、一本の丸太を製材するところから始まります。
製材は、木の内に秘められた美しさを引き出す最初の作業であり、一枚の板を切り開く時、木に対する畏敬の念さえ感じます。
木は自然の産物であり、同じ種類の木であってもその一本一本に個性があり、その色・形・木目は全て異なります。
木という素材は、既に自らデザインを内包しているといえるのです。
 
  写真
息吹(日展29回) 木曽桧 150×150×30cm 1996年
  川原和夫 Kawahara Kazuo
    夢がまだ覚めやらない朝方の、野辺の光景にスポットを当てて、自然の営みの始まる時を表現しました。木曽桧の柾目材を使用し、光の恵みを受けて命が永遠に生まれ育って行くよう、又、明日への希望の幸が多からん事を祈りを込めて彫り込みました。
 
 
  写真
木彫りレリーフ「ミュシャ・夜のやすらぎ」
クス材 100×30cm 1998年
  高橋則子 Takahashi Noriko
    アールヌーヴォーに魅せられて美しい流れの揺らぐ曲線に惹かれ、それを木彫りで表現する難しさと楽しさに時を忘れて遊んでいます。木彫りを始めてから約30年になりますが、中でもレリーフの人物、顔の制作が一番やりがいがあります。自分の理想を問われるテーマですので、いかに理想の人物像に制作するか、いつになったら自分らしく彫れるのかが課題です。
 
 
  写真
良工房ギャラリー内
  田原良作 Tahara Ryosaku
    彫刻家であった僕は、家具を作る時も粘土と同じように、自分の思いを自由にかため、動き、流れなどを大切に作ってきた。材料になる木は積層にし、それを彫刻家具と僕は名付けた。樹の種類、現れてきた木目模様、作る品や形、目的も1点1点変えてテーブルや椅子を作っている。今では木という材料からのインスピレーションも多くなった。仕上げは総てオイル仕上げにし、使いこむほどに美しさが増すようにしている。
 
 
  写真
タンゾーチェア ウォールナット・セン材 各105×42.5×58cm 2005年
  松岡明廣 Matsuoka Akihiro
    1996年に桜製作所を退社し、翌年友人と二人で工房を構えた時は、全く見通しがなかった。しかし妻をはじめ家族、友人、(株)森繁の社長、前の工房の大家さん、家具店カーサシモダ(高知)、サシコー家具(津山)、橋本家具工芸(尾道)、淡オフィス(鹿島)など多くの方々の応援で、昨年志度IC近くに理想の家具工房を建設することができた。今後は今まで以上に多くの人に喜んでもらえる家具作りをしていきたいと思っている。
 
 
  写真
静謐 ヒノキ・国産漆 18×18×18cm 2007年
  山本洋司/大塚智嗣
Yamamoto Yoji/Otsuka Tomotsugu
    「しずく」には二つの意味に想いをこめています。ひとつは、漆掻き職人の手によって丁寧に集められた貴重な漆の一滴一滴の「しずく」。ひとつは、天然漆だけが持つ塗面の奥で光を映す独特の風合いとその奥艶、「沈く」様を。漆黒のなかに光と影を醸す絶妙の形状、そして妥協の無い匠の技……それがこの二人のつくる「しずくの厨子」が放つ独特の存在感の根拠です。
 
 
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