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第6回 コミック新人賞受賞  海東鷹也さんインタビュー


今回の受賞は人生における一大事です!

今回の新人賞受賞、単行本化については、まさに人生における一大事です。生まれて初めて描いたコミック作品だったので、ボクシングに例えるなら、1ラウンド開始直後に左ジャブでKOを決めたような、ただひたすら嬉しい驚きです。

3週間でイッキに描き上げた、それが探偵ギブソン

「探偵ギブソン」は、夜仕事から帰宅後午前2時まで毎日原稿に向かい続け、約3週間で仕上げました。全気力体力をぶつけた作品だったので、受賞の報をいただいたときの喜びはとても言葉では言い表せません。審査員の方々に心から感謝いたします。今後はこの名誉ある賞をステップに、コミックに限らずあらゆるビジュアル表現を介して独自の世界を展開してゆければと考えております。応援よろしくお願いいたします。

日本人ってこんな風にみられてる!!

昨今、日本人に関する外国人の噂話を多く耳にします。
【1】日本人は世界一英語が話せない。
【2】日本人の男は世界一軟弱である。
【3】日本人の女の子は世界一ナンパしやすい。
こんなくだらないワールドレコードを甘んじて受け入れている日本の若者への警鐘として、この「探偵ギブソン」は生まれました。
一匹狼のギブソンはまるで近所の商店街をブラつくように世界中をウロつきます。彼は語学が得意で、腕と知恵に自信があるため、外国に対して構えるものがないのです。この作品に触れた日本の若者が、1人でも多く海外に飛び出し、ギブソンのように様々な経験をし、そして独立心にあふれた「ユニークな日本人」になってくれる事を期待しています。

主人公のギブソンは自分自身の投影です。実際は、もっと危ない目に遭ってますケドね。

ギブソンは私自身の投影です。彼の行動規範やモラルを決定するとき、必ず「自分ならどうするか?」と参考にしたからです。ただし、私は彼よりずっと社会性があるのでその点は全くの別人ですね。また、このストーリーは嘘も誇張もない半体験談ですが、実際はもっとエグくて危ない目に遭っています。巻末の書下ろし実話漫画より:アメリカとの国境にある某村で、集団強盗に遭った海東さん。突然、子どもを抱えた母親が襲い掛かってきたとか…。



ART BOXのコミック新人賞を選んだ理由は何ですか?

実験的コミック作品を、商業面のみならずアート表現の面からも評価してくれるのはART BOX コミック新人賞だけだったからです。

ロンドン編のお気入りのキャラクターは誰ですか?

登場するキャラクターの元ネタはみな実在の人物がモデルです。なかでも、オカマ売春婦と女性監禁犯の顔が親友そっくりなので、そういった意味で気に入ってます。ちなみにギブソンはゴリラがモチーフです。

海外経験豊富な海東さんですが、一番印象的だった国はどこですか?今後描いてみたい国はありますか?

やはりイギリスですね。生まれて初めて訪れた外国だったせいで、良い意味でも悪い意味でも後の思想形成に1本芯を入れられました。文明社会を飛び出して、タイ北部の熱帯ジャングルなんかをウロウロする話もいいなと考えています。あと、急成長中の上海も舞台として興味深いですし、滞在中もっともスリリングだったメキシコも話にしやすいという点ではナンバーワンですね。
※イギリス・メキシコのエピソードの一部は巻末の書下ろし実話漫画にてお楽しみ頂けます。

現在の日本のコミックシーンについてどう想われますか?今後の展望を交えてお聞かせ下さい。

文字と絵で構成されたコミックは、映画や小説にひけをとらない優れたアート表現です。にもかかわらず、日本ではアートとしての認知度が低いように思われます。モノクロが主流で、外国に比べてカラー作品が目立たないせいかもしれません。かけ出し下っ端作家として、コミック(漫画)をアートの領域に押し上げる一翼を担うことができれば良いなと考えております。また、コミック・絵本・イラストなどのビジュアル表現を中心に、独自の世界観を表現してゆきたいと思います。他の作家の方々とコラボレイトするのも楽しそうですね。


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