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コメント あとがきより:自然の詩を描くずっしりと重いポートフォリオを持って、毎日通ったロンドンのハイホルボーンストリート。大学の仲間達と目と鼻の先にあるコベントガーデンのアンティークショップ、ストリートパフォーマンスを見ながら、芸術論議に興じ過ごした日々から、随分時が経った。 夢のように過ぎた時も、記憶の断片を辿ってみると、気持ちも、テーマも、製作工程も、さほど変わっていない。ただひたすら、一枚一枚ページを重ねるように、描き続けてきたと思う。銅版画からドローイング、ドローイングからオブジェへ、巡りゆく美しい自然との対話の中で、また自分自身の心の旅の軌跡を綴りながら……。それは生きとし生けるもの、自然への心からの賛美なのである。そして、これからも皆様と一緒に、新たなるページを開いていきたいと思う。 今日の日まで、私を支えてくださった方々に心から感謝したい。
 
大久保 澄子 略歴 東京都生まれ。1969年女子美術大学芸術学部デザイン科卒業。グラフィックデザイナーとして広告代理店に勤務。1981年英国在住(~'86) Sir John Cass College, Morley Collegeに学ぶ(~'83)Terry Greaves, Norman Ackroyd, Chris Orrに師事(~'86)1986年Central Saint Martins College of Art &Design大学院修了。個展・受賞多数。【主な収蔵】大英博物館/Central Saint Martins Art & Design大学(ロンドン)/Ogilvy & Mather Advertising(ニューヨーク)/チェンマイ大学美術館(タイ)/今治市吉海町郷土文化センター。【所属】春陽会/日本美術家連盟/英国版画協議 会/JDA(女子美デザイナーズ協会)。
編集部より 大久保澄子の作品は『現代日本の版画 vol.7-II』でもご覧頂けます。
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