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ART BOX international

第24回ART BOX大賞展 受賞発表

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第24回ART BOX大賞展も、若手を中心に想像力豊かな作品が寄せられました。
1次審査を通過した賞候補作品、作品ポートフォリオによる最終審査を行い、
5名の方が準グランプリに選抜されました。
テーマや表現性など様々な方向から検討いたしましたが、グランプリ該当作品はありませんでした。
しかし、それぞれ個性的で、多様な作品の中からチャンスを拡げられるとの見方もあり、
以下の5名の準グランプリ受賞が決定いたしました。
受賞された皆さん、おめでとうございます! 期待しております。

授賞式の様子はこちら!

■準グランプリ (50音順)

金 昭暎 (韓国・ソウル)
金昭暎002

〈受賞者コメント〉
自分の体に自分のことではなく、他の何かが混入したという感じを受ける時、それをただ'異物感'という言葉に表現するにはたくさん足りない.その瞬間の温度、触感、情緒的反応などを、ある単語がすべて含むことは、限定的なものだ。私は長い間この総体的な印象をより表現するために奮闘してきた。それは多くの場合、一種の風景に転換されて、時には生物の形状を通じて、最近は、アレルギーのような症状の形で表現された。

〈受賞者プロフィール〉
B. F. A. 弘益大学絵画科卒業。M. F. A. 韓国芸術総合学校造形芸術科卒業。


下井 雄也 (東京都)
下井雄也001

〈受賞者コメント〉
この度の準グランプリ、そしてこのような発表の場を頂きましたこと、関係者皆様に厚くお礼申し上げます。自分にとってモノをつくることは生きがいです。何をつくるかより以前に、その行為自体が、自分にとっては大きな価値を持っています。これからも多くの作品をつくり続けていきたいと思います。

〈受賞者プロフィール〉
2006年、滋賀県立膳所高等学校卒業。


高柳 麻美子 (京都府)
高柳麻美子002

〈受賞者コメント〉
準グランプリに選んで頂きありがとうございます。海外での制作期間も含め、長い間平面制作と向き合ってきました。長年のテーマである「私が居た風景」を色と形で表現してきた作品が変動してきた2014年にこのような賞を頂き、また2015年にその作品達を発表できる機会を頂くことができ、非常に嬉しく感謝しております。これからも日本や海外で精力的に制作活動を行っていきます。

〈受賞者プロフィール
1976年、京都府出身。2003年、多摩美術大学大学院博士前期課程(修士課程)絵画専攻修了。2009年、ドイツ・ミュンヘン国立芸術アカデミー絵画科ディプロム・首席(マイスター称号)で修了。


八反田 友則 (鹿児島県)  
八反田友則001

〈受賞者コメント〉
この度はこのような賞をいただき、私の作品を評価してくださった審査員また関係者の皆様には心より感謝いたします。この受賞を励みにこれからも「かたち」を成す前のもの、もしくはその意志すらなくただそこにある名付けようのない「空間」へ挑み続けていきたいと思っています。はたしてそれを「美」と呼べるのかは分かりませんが、そこには果てしなく得体の知れない魅力が溢れていると信じております。

〈受賞者プロフィール
1979年、鹿児島県鹿児島市生まれ。2004年、早稲田大学商学部卒業。


濱 大二郎 (京都府)
濱大二郎001

〈受賞者コメント〉
はじめまして、濱大二郎と申します。
私は墨を中心にモノトーン作品を作っています。白黒という二極性を越えた世界を描く為に、墨が生み出す独特な流動性と減り張りのある濃淡を使い日々探究しています。私がモノトーン作品を描く上でとても重要視しているのは奥行きの表現です。奥行きは様々な概念を作り、自身の深層にあるモノを引き出し現象化させる特徴があります。その中で、今回展示させて頂いた作品は私たち人間が持つ身体的な動きと表情が持つ感情の表現を着眼点として制作しました。それぞれの作品が視覚上で語り掛ける表現をどう解釈しコミュニケーションをとってもらえるかとても楽しみにしています。

〈受賞者プロフィール
島根県、出雲生まれ。 高校卒業後、2005年に単身カナダのトロントへ移動。現在、墨で表現する絵画やドローイングを中心に京都で活動中。


■審査員 講評
 
山本直彰    
画家/武蔵野美術大学教授

審査にあたって各々の世界観、表現に多種多様な工夫をこらしたものを観ることができました。しかしテーマ「あなたが表現する現代美術」のもとで、小さく自分の世界に留まるものが多く、準グランプリにこの5点を選ばせていただきました。

金 昭暎(Kim So Young) 氏へ
色を抑えた表現に漂う淡い世界が魅力的である。女性特有の生理性が独特な形体を増殖させるかのようだ。ポートフォリオにあるトレーシングペーパーに重ねられた作品に、さらにひかれた。

下井雄也 氏へ
木版画の持つ温もりが、幼少期の瞬時に感じた仄かな感情に誘い込んでくれる小さな作品であった。これから絵画的な効果をねらわず、内にある要素、象徴を絞り込むことで、普遍性を持ち得る可能性を感じる。

髙栁麻美子 氏へ
明るい色調でありながらとり残された孤独感がいい。直線と曲線を巧みに使って、洗練された画面を創り出し、完成度の高い作品になっている。その硬直しつつある秩序を、どう壊して新たな自己の風景を展開できるかが、これからの課題となるだろう。

八反田友則 氏へ
丹念に積み重ねて行く重厚な仕事に誠実さを見て、好感が持てた。緻密な作業の内部から見え隠れする何物かが聴こえてくれば、さらに人の心に深く入って来るだろう。

濱 大二郎 氏へ
一気呵成に描かれたドローイング的な作品はのびやかさに溢れている。黒と白のコントラストは力強くもあり、テーマに沿うように重ねられ、これからどんな発展を見せるか楽しみでもある。

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