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ARTBOX大賞展は、平面芸術における新人アーティストの登竜門となる公募です。2004年度第14回ART BOX大賞展において各賞を受賞された方々に、これからの展望などを伺いました。

多くの公募展からART BOX大賞展を選んだのはなぜですか?
いえ、逆です。選んで下さったのはARTBOX大賞展のほうです。ありがとうございます。版画部門があったので出品しました。
公募展に出すことは重要だと思いますか?またそれは何故ですか?
お金も人脈もない若手が色々な方に観ていただける機会ですね。また作品を発表する手段の一つです。
今回の受賞についてどう思いますか?
認めてくださる方がいるのは、とても嬉しいです。励みになります。
受賞記念の開催についてはどう思いますか?
質問2で答えた内容に同じく、銀座で展覧会ができるのはありがたいです。
影響を受けたアーティストはいますか?また、作品はありますか?
エッシャー、清宮質文、フランソワ・オゾン、市川崑、「新撰組」です。
今後、美術業界で活動していく上で自分が生き残るためにどのようなことが重要だと思いますか?
よりいい作品を創り続けたいですね。そしてそれをうまく発表していきたいです。
美術作品を創作することについて、どのような使命があると思いますか?
時代を映す。過去も、予言も。
現在の美術業界や美術市場についてどう思いますか?
どうなっているのか、あまりよくわかりません。
将来、自分はどのような作家になりたいですか?
多作の「版画家」になりたいです。

受賞作品:意気地/木版画
印刷会社で働いている時の作品です。週1回の休みは寝てばかりなので、仕事前、明け方に摺っていました。白んできた街を散歩しつつ色の重ねを考えました。

道底 45×60 cm
淡い色合いの作品ながらにじみ出てくる力強さは、岩佐さんの体からバレンへと伝わった思いの強さに比例しているかのようです。

夜囲 45×60 cm
吸い込まれそうな奥深さ。対照的な色ながら、違和感を感じさせられないのは、色の絶妙な重ね具合のなせる技。

ART BOX大賞展について
ART BOX大賞展は、新人アーティストの登竜門として意欲的なアーティストのサポートを目的とする公募展です。今回の個展は、第14回の同展にて見事グランプリに輝いた杉山優子さんの受賞を記念した企画展です。
次回 は'07.6.30応募締切 第16 回 結果

何色とも表現しがたい、幾重もの色の融合により表現される作品からは優しさや暖かみを感じさせられます。岩佐さんの木版画は色面の重なりにより形を生み出す手法をとっていて、なんだろう、と考えているうちにどんどんと引き込まれていく魅力があります。これからも独自の世界観が飛躍していくことを期待しています。

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