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2007.2.5より2週間、2005年第15回ART BOX大賞展において大賞・準大賞受賞した、宏二郎さん、芹田紀恵さん、許南哲さんによるグループ展を開催致しました。受賞から1年が経ち、それぞれの創作活動にも変化があったようです。今回は受賞後から今後の展望を中心に、それぞれにお話を伺いました。

受賞以降の略歴
2005年ART BOX大賞展/大賞。宏二郎油絵展(山口県山口市ちまきや)。宏二郎展ー空のうちにー(たまプラーザ東急)。
前回のインタビュー
2007.2/5-ART BOX GALLERYにて展覧会

受賞後、この1年間で大きな変化はありましたか?
受賞記念展後は、コンスタントにデパートなどでの個展の話が入るようになり、おかげさまで以前より個展の機会は多くなりました。でもまだまだ未熟なので、数をこなすことよりも、より良い絵を描いていきたいとは思っています。特に劇的な心境の変化はありませんが、受賞後は少しずつ、作品を「人に見せる」ということを意識するようになりました。最近は特に、人と絵と自分との関係を大切にしたい」、そう思います。何と言うか、ただ絵がそこにあるだけ、それだけでは作品が完結しないのです。絵と、その絵を見ている人の間が作品であるようにも思います。
今後の活動予定を教えて下さい。
2/25に山口県岩国市の宏樹庵でディナーコンサートの美術制作指揮と同時個展を開催します。また、2/27〜3/12にかけては、所沢西武でも個展をします。基本的にこれからもずっと自分の描きたい良い絵を描いてゆきたいです。将来的には、自分の気に入ったスペースで個展をやりたいという夢があります。今だったら、例えば何もない真っ白な空間など良いんじゃないかと思います。
これからART BOX大賞展へ応募する人へメッセージをお願いします。
とにかく自分を貫いて、描きたいものを描き続ければ良いと思います。

うつろいゆく存在、儚い存在を画面にうつし、そこに虚像と実像が渾然とした現代をうつし、己の存在、そして見る人の存在、あらゆる存在の根源と行方を探る…。宏二郎さんの油彩画は新作を含めた8点を展示・販売いたします。
作品一覧
そこにあるもの 習作-63-\126,000
そこにないもの、かつてあったもの、存在と不在の間にあるもの…。「卵の殻」という「もの」を通して様々な二面の関係が見えてくる一枚。

うつろい \336,000
人の歩く時間と、そこに置かれたリンゴが朽ちてゆく時間との対比。都会の雑踏の中、自己の内側と外側それぞれ流れる時間のズレ。

そこにあるもの 習作-33 \126,000
10年履き続けた作業靴。底に穴があいてしまい、さすがにもうこれ以上履けない。1つの記念、これもまたうつろいゆくもののひとつとして描いた1枚。

 

受賞以降の略歴
2005年ART BOX大賞展/準大賞。2006年東京芸術大学大学院(描画装飾デザイン専攻、中島千波研究室)修了。新生展/アートガイア賞。その他松坂屋、西武、アートガイア河口湖ミュージアム他でグループ展多数。
前回のインタビュー
2007.2/5-ART BOX GALLERYにて展覧会

受賞後、この1年間で大きな変化はありましたか?
受賞の個展をさせていただいたことで発見がたくさんありました。中でも大きかったのは作品のクオリティの差が激しいことです。そして自分の中での出来・不出来が見に来て下さった方と大差がなかったという点です。絵を描くという行為が自分自身の存在を確認し、少しばかり価値を見い出す手段となっている事も感じるのですが、なによりも私の描いた絵によってどこかの誰かの日々の生活や心が豊かになってもらえればと思っています。ですので自己評価と他人の評価が近いということは大きな自信でもあり、反省点でもあるわけです。正直なところ、個展の時は自分の中でまだ疑問の残る作品も多く出品しました。それは描き方だったり、支持体の違いだったりもしますが、多くの場合はビジュアル的なところです。疑問の残る作品・作風は一時中断し、自分の目と手を信じて描くことが出来るというのは、とても大きな収穫となりました。
今後の活動予定を教えて下さい。
3月で長かった学生生活もおわります。今後は仕事をしながら限られた時間での制作活動となりますが、学生時代よりも意欲的に作品を発表していきたいと思います。また、本の装丁画などの分野でも活躍できるようになればと思います。そういった活動の幅を広げる為にも自分の引き出しを増やしていきたいと思います。2/16〜5/15まで、おぶせミュージアム中島千波館で「ShinPA!」展。3/20〜26まで渋谷西武で「NINE COLORS」展に出品します。
これからART BOX大賞展へ応募する人へメッセージをお願いします。
ART BOXギャラリーは場所もよく、スタッフの方もみなさん親切で親身になってくれる画廊です。ぜひチャレンジしてみてください。

カメラやスキャナーでは映せない「何か」を描きたいという画家の強い思いを感じさせる「portrait」シリーズから、優し気な女性の肖像画を中心に、芹田さんの日本画は新作を含めた7点を展示・販売いたします。
作品一覧
portrait‘W’002\43,000
軽く視線を逸らしうつむく女性。手を頬に置き何を考えているのか…。白い肌と桃色の唇のコントラストが愛らしい作品。

portrait 024\43,000
こちらを向きそうで向かない、淋し気な横顔。紅い牡丹、白いうなじ、黒い襟足からは、ほんのりと色香が漂う。

portrait\43,000
祈りを捧げる白いブラウスの女性。透き通った空気と静謐な時間が流れる礼拝堂まで目に浮かびそうな1枚。

 

プロフィール
1989年韓国国立釜山大学校芸術大学韓国画卒業。1991年来日。1995年東京芸術大学大学院日本画研究科卒業。個展(日本橋・トミー画廊)2000年山渓園日本画大賞展/入選。2002年個展(倉敷・中央画廊、06年まで3回)。2005年第15回ART BOX大賞展/準大賞。
前回のインタビュー
2007.2/5-ART BOX GALLERYにて展覧会

受賞後、この1年間で大きな変化はありましたか?
以前より、一枚一枚の絵を慎重に熱意を込めて描くようになりました。昔は枚数を揃えるために、極端に言えば何でもいいから出していたような時もありましたが、最近は自分で納得のいく作品しか外に出したくはないと思います。
今後の活動予定を教えて下さい。
去年の10月以降、作風が変わり始めて来ています。というか、今までわりといろいろな作風に挑戦してきましたが、最近そろそろ自分のスタイルを作ろうと努力しているという感じです。以前は植物を中心に描いていましたが、今後は動物・静物も描いてみたいです。自分の古いスタイルから脱皮する手段として、魚が非常に描きやすいことに気付いてから、魚を度々描きます。僕にとって魚は、表現を制約されずに自由に描ける貴重な対象です。あまり質感など気にせずに今までと違ったアプローチが出来るのです。今後の具体的な活動予定としてては、今年の暮れから来年春くらいまでの間に、毎年恒例ですが岡山の倉敷で個展をやることは決まっています。あとは、最近大きい絵も多くなってきているので、今度はもう少し大きいスペースで個展をやってみたいです。
これからART BOX大賞展へ応募する人へメッセージをお願いします。
ART BOX大賞展は審査のときに一枚だけ見て決めるのではなく、もっと全体的に作家の努力まで見てくれるようなところがある気がします。入賞すれば個展開催も出来ますし、力のある若手作家ならそこから新たなチャンスが巡ってくる可能性も高いです。

静物、動物、植物問わず、そこに在るものをそのままの姿で素直に表現した、許南哲さんの日本画作品は11点を展示・販売いたします。
作品一覧
けいとう\94,500
背景の金色と、けいとうの赤の対比がとても美しい。シンプルな和室にポイントとして飾りたい一枚。

くわがた \63,000
「昔むかし…」というナレーションが今にも聞こえてきそう。くわがたと葡萄、お伽話の挿絵のような一枚。

魚 \157,500
他の作品とは雰囲気が大分違う魚シリーズから1枚。対象が画面中央に置かれた大胆な構図と鮮やかな色遣いが印象的。

ART BOX大賞展での受賞から1年。実際の活動にも内面的な部分にも、それぞれに大きな変化があり、着実にアーティストとしての道を歩み始めている、という印象をうけました。これからのキャリアを考えれば、わずか1年という短い期間ではありますが、そういった変化のひとつひとつは、今回出品頂いた新作へも確かに顕われています。作風やテーマ、展望も違う3名ですが、それぞれが今後さらにご活躍される事を期待しております。

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